私的書き込み


「黒い瞳」
この曲はミクスチャーな経緯のある曲で
単純なロシア曲ではなく詞はウクライナの詩人、
内容はロマ(ジプシー)の女性の恋情。

曲はドイツ系のロシア人、
ロマ的なハンガリー音階のメロディー。
異国由来の創作者が、
異国情緒を曲に込めている。
今回ユニバーサルバンド「ヌビレスラ」で
タンゴミロンガ、ワルツ、
ジプシージャズと三部構成にアレンジ。
とてもバンドと相性の良い曲だ。

さて私にとって「黒い瞳」思い出は
フレッド・アステア「踊らん哉」だ。
最良の相方、ジンジャー・ロジャースと
素敵なダンスと恋愛模様を繰り広げた後
ラストシーンで彼女の言う最後の台詞が
「オティチョニア!(黒い瞳!)」
白黒映画なので本当の瞳の色は判らないが。
私にとって黒い瞳とはジンジャーなのだ。

2017/10/21笛吹き野郎


スウェーデン音楽のセッションに行って来た。

巣鴨の地味な建物の扉を開けた瞬間
北欧の感覚をワッと浴びせられた気がした。
質素な内装、漏れ聞こえる楽器の音色、
集っている10数人の人柄、の色々が
なんというか「北欧」の感じ。

会議室くらいの部屋に端から
滅多に出会えない楽器・奏者ばかりが
スウェディッシュミュージックを
バリバリ演ってゆく。
ケルト音楽だがアイリッシュとは違う。
俺にはまだ判らない。
読めないスウェーデン語の題名の
譜面があったり無かったりし
無ければその場で(必死で)覚え演奏。
リーダーのニッケルハルパ(楽器名)さんの
ニュアンスを何とか模倣する。

久しぶりに新たなジャンルを一から
レクチャーしていただいたが、
新鮮な気持ちで学ぶ事は
いくつになってもピリッとして良い物だ。

-----この日、出会った楽器-----
ニッケルハルパ、アコーディオン、
アイリッシュフルート、ティンホイッスル、ロー・ティン、
フレットのあるヴァイオリン、洋梨な形のバイオリン、
ダルブッカ、三点ドラム、尺八、篠笛、笙、柳の笛
2017/9/19笛吹き野郎


  go to a cafe

カフェで味わうほろ苦い思い
ブレンドの9番、これを
飲み終われば用事はなくなる
この店も明後日にはなくなる
と思うと名残惜しく

何故頼んだのだろう 追加
珈琲リキュールのデザートカクテル
居続けるための手持ち無沙汰さ、と
最後の一杯は飲み終わった、事
そして好奇心
色々の気持ちの、カクテル、と言うか

何が書いてあるか判らない絵
壁が手で塗ってある暖かい感じ
程よい数のメニュー

向かいの女性が同じ物を頼んでいる
同じ思いなのではないだろうか

意外と強い度数のリキュールに
ちゃんと甘いクリームが乗り
焼いたコーヒー豆が数個

--BGM--

Thelonious Monk - Everything Happens to Me

http://www.youtube.com/watch?v=0K6Cwl6hHNA



2017/9/7笛吹き野郎





恵比寿にてダリア。
ウィスパーボイスの彼女は東京では十年ぶりにライブ。
相変わらず驚愕のお洒落さと美しさだ。
十年前の私はフリージャズ→バップジャズ→ボサノバと
演奏テリトリーが移って来ていて、まぁしかし
野人が手芸を始めました、
と言った感じだったと思う。

ボーカルK嬢は即興演奏も
聞きに来ていただいてたので
私の出自が野人である事は知っているし
元は野人であろうとこの手芸は使える
と思って呼んでもらったのか
ありがたい事だ。
声は密(ひそ)やかだがフトコロはデカイのだろう。

十年ぶりに聞いてもらうお客さんもいて
年季を感じたとのお言葉。
十年前はそれなりに青く
今やそれから学べた何かもあるのだろうか。
2017/8/30笛吹き野郎


ブラジル音楽は非常に奥深く楽しい。
南米大陸の中でも結構大きく日本の22.5倍位
地域によっても音楽性が多様だ。その原因は
15世紀からの欧州人、そしてその連れて来たアラブ、
アフリカ由来の奴隷の入植の影響だ。
つまり、主にポルトガル、スペイン、
マグレブ圏の文化、リズム、楽器、がさらに
独自に混じりあって南米の文化は出来ている。

南米の文化をたどると欧州の文化もたどる事になるが、
ヨーロッパ大陸の国は地続きであり、
民族大移動は地中海を挟み北アフリカまで、
国境と文化が時代とともに入り交じり
さかのぼればローマ帝国以前の紀元前、
関わる国は、欧州50カ国、アラブ圏20ヶ国、
そして南米15カ国。

いまはるか遠く広大な大地と歴史が、
薄凡やりと目の前に広がり始めているが
頭の後ろの方でじんわり浮かぶのは
「世界史、授業しっかり聞いてなくてすんません」
という自責の念。
2017/4/4笛吹き野郎


季節の変わり目、高気圧が過ぎ低気圧が過ぎ、
また、室内外の気温の差が激しいと
音程が非常に定まらなくなる。

フルートは木管楽器ながらほとんど金属化され
唯一残された頭部管の中にある
三センチのコルクの部分が影響を受けるようだ。

空気は温度が高くなるとより振動しやすくなる。
つまり若干ウワズルのだ。

もちろん非常に微妙な話だが、
ピッタリのつもりがそうでなくなる、
ドアはきしみ、ウドン喉越しが変わり
デュエットはそこはかとなくハマらない。
やはり大問題だ。

一番問題なのは私の体が丈夫過ぎて
温度気圧の変化をモノともしない、
変化を感じ取れない事だ。
2016/9/1笛吹き野郎


久しぶりにシーアネモネという曲を演った。
磯巾着の事だ。
ガザニアという曲も演った。
勲章菊の事だ。
妙な形の生物に巾着や勲章を見ているわけだが
さらに、実はただの妙な空気の振動である
「音楽」に花や海洋生物の題名を与えてる。
人間は柔軟である。

ライブ場で借りしたマイクがとても良い音がしたので
PAさんに報告すると
「そうですね、真ん中辺りがクリッとなる」。
周波数帯の中域の音質の分離が良くなる、
と言ってるのだろう。
他にカリッと、フワッと等と言いながら
エンジニアさんはイコライザの数値を
高域を3デシベル下げたりしている。

意外とケーキ屋さんのカリッフワッも
砂糖3グラムや焼き3分を意味するかもしれず
味がある様な、無い様な話だ。
2016/6/29笛吹き野郎


私にとってカフェとは
「味・内装・BGM」なのだが
旅先でのカフェの出会いではこれに
「旅情」が加わる。

姫路で何カ所か喫茶店に入ったが
心に残ったのは
まるで中目黒であるかのような
お洒落カフェでなく
AMラジオがかかりカフェ飯のはずが
豚肉定食(大雑把盛り)を
お爺が秒速30cmで運んでくる喫茶店。

ディスプレイには埃がかかり
常連と雑談している。いいではないか。
味も良かったし味もある。

恵比寿で俺ランキング一位に踊りでた
一滴づつ呪文をかけるように湯を注ぐ
老舗珈琲店二代目の至福の時も
あの釣り銭の足しが無く
5分も待たされたあの店を思いかえす。
2016/2/7笛吹き野郎

  12/23日ライブacoustiQui

旧知のギタリスト五十嵐氏に誘われ
acoustiQuiでクリスマスなライブを演った。
プログレッシブなQui曲、いなたいミコル嬢の曲に加え
ケイト・ブッシュ、ミルトン・ナシメント、
イングウェイのギターソロをフルートで、
天国への階段のギターソロをフルートで。
(二人もいるギタリストは伴奏のみです。)
ミコル嬢はマークボールズ、
ロバート・プラントとなり熱唱。
最近の私はフルートにファズをかけ、
イングウェイ、ジミー・ペイジをを
完コピしてるとは、
ギタリストになりたいのだろうか。

大変盛り上がったライブだったが
最高潮はワムのラストクリスマスのサビで
五十嵐氏がマイクを奪い
ミコル嬢が奪い返し
やいのやいの言いってる上から
私がレノンのハッピー・クリスマスを
歌いだした所でしょうか。
2015/12/26笛吹き野郎

11/17日ライブ

アクシデント、はライブにつきもの、で

当日ギターのエフェクターのノイズがひどく
たまたまあったPAさんの知合いの作った
自作エフェクターをお借りし、事無きに。

ライブ中にドラムの部品が壊れたとかで
「何かMCでつないで」と言われ
じゃあフルートソロ吹きます、と
即興で始めるうちバーバーの
「弦楽の為のアダージオ」に
これもアクシだが気に入った演奏になった。

この日の目玉、ミコル嬢の歌との共演は
アコースティクイの成果もあり
ゴリゴリ・インスト曲が
マイルドに生まれ変わり
アンコールのアドリブの掛け合いも含め
好評だった。

完成度、も大切だがアクシデントも
ライブ感を楽しむ重要なスパイスだ。
2015/11/23笛吹き野郎

  ライブとカフェ巡りの両立
その日は元町中華街に向かう事から始まった。
シャレたシャレた商店街を抜け
その先にあるバス停から
寂れた隣町・本牧へ
ここに目指すカフェがある。

薄暗い木目の内装にタンゴがかかり
コーヒーとしかかかれていないメニュー。
ここの珈琲はわざわざ向かうべき
奇跡的な美味さだ
店主は妙齢の女性である
本牧で。奇跡だ。

ほくほくしながら、そう遠くないライブ場へ。
メンバーには新曲の譜面が3つ渡っているが
今日はそのうちの一曲を演る
私の書いた新曲の方はお預けだ。

何回目かの対バンの烏頭(ウズ)は
力強いプログレで
我らQui(クイ)は男臭いジャズロック。
最後に全員でダチョウという曲でセッション
インプロ部分での拍子が楽しかった。

2015/7/1笛吹き野郎


楽器を修理に出し、
先日やっと帰って来た。
だいぶひどいですねー、等と言われ
大枚を叩(はた)いた挙げ句、
定期的に調製しに来た下さいね、と
やんわり注意される。

自分の物なのに自分よりもそのものに詳しく
じっくり観察されたあげく酷いですねと言われる、

これはあれだ、同じ経験をしたぞ。歯医者だ。
甘味道を進む以上、避けるべくも無く
虫歯に苦しむ訳だが
やはり伸ばし伸ばし騙し騙しに、そして
酷い状態にしては先生に
もっと早く来れば軽くすんだのにと言われる。

楽器が絶好調になった今、
歯医者の検診の時期が迫る。

2015/5/12笛吹き野郎

箇条書きの日常

古い友人に誘われセッションに参加。
元ライブハウス店主で その頃の常連が集まる
私は常連という程ではなかったが
それでも見覚え聞き覚えのある面々
よく知らないブルースなんか演り楽しき。

フルートを久しぶりに修理に出す。
私の顔を見ながら
「全部悪いです」と言われる。
どうもすいません。

クラシック企画のためガーシュインもさらう。
ジャズで取り上げられるとそんなものかと思うが
元ネタの映画音楽、など聴くと とても素敵な「映画音楽」
私はこの頃のミュージカル映画等が大好きだ。

2015/4/18笛吹き野郎

鎌倉の景観の良いスタジオで
3時間で11曲という、
ぶん殴ったら11人倒れたみたいな
男らしい一発録音。これは普段から
完成度とヤッツケ度の高い
ジャズロックバンドQuiゆえ。
素晴らしいメンバーである。
過日
2時間で新曲11曲あと本番よろしくな
ボサポップスのリハ。
テーマは90年以降の映画音楽の名曲
コックと泥棒からナイマンメドレーで
ピアノレッスンをフルートで完コピ
ティンホイッスルで本気の
タイタニック・アイリッシュセッション
変え指のトレモロや指穴ビブラートなど
尺八の首振り3年ではないが
アイリッシュ独特の奏法は難しいが
挑戦しがいがある。

2014/8/1笛吹き野郎

ブラバンコーチの帰りに
友人のやっている中国茶カフェに行く
あ、シュガーが来たと第一声
甘党の時々笛を吹く人という認識らしい

中国茶の第一煎めは器にとり
急須にぶっかけて蒸らし直しに使う
すると段々お茶の香りが立ってくる
二曲目位から客席も暖まる、ようなもんか
カップにもかけ、まずは香りを楽しむ

一連のイントロの後
小さなカップに注がれたお茶を
自然と小微小微味わう
二煎三煎と味わいも変化する
高いお茶はグラム何千円もするのよ
これはそうでもないけど
ほう,いっそう小微小微

彼女は昔歌を歌っていたが、これは
新しい曲の奏(かな)でかたかな

2014/7/21笛吹き野郎

小嶋佐和子嬢のCD発売記念ライブに
田園調布へ。日本で最も閑静でハイソ
な場所、にふさわしく
落ち着いた美しい歌が響く。対バンの
スリーピングビューティーは
十年来のレーベルメイト
こちらもお客さんが皆、
耳をそばだてて聴くような
静かな演奏。
静かで美しいとは何と心地よい事か。
過日、
ロック詩人と老舗ライブハウスに出演。
野毛-日ノ出町。
駅前にストリップ小屋、ゲイ映画館、
酔っぱらいが何となく話しかけてくる
日本で最も下世話な場所。
演奏前にホルモン屋で一杯引っ掛けて
ほぼ雑音と怒鳴り声の対バンの後、
東氏はスポーツ紙の見出しと
お客さんからのつぶやきを集め
ロックのビートに乗せて
「現代」を眼前にシレっと置くような
パフォーマンス。

2014/7/16笛吹き野郎

映画音楽をテーマにライブ。
ローズ、チムチムチェリー、等の他、
変わった所では
スメルズ・ライク・ティーン・スピリット
映画「ムーランル−ジュ」で使われていた
元曲はニルバーナだがポールアンカが
ビックバンドジャズアレンジでカバー
それををたたき台に今回は
モードジャズ風にアレンジして演った。

ムーランルージュは素敵な映画で
特にユアンマクレガーの歌が上手くて
とにかくワクワクする。
映画「普通じゃない」の中でも
ビヨンド・ザ・シーを歌っていて激上手い。

人は気分が良いと鼻歌を歌うが、それが
劇的に昇華されたものが
ミュージカルなんだと思う。

2014/5/13笛吹き野郎

アコースティックイというイベントを演った

プログレジャズロックのバンドQUIの曲を
アコースティクな小編成で
歌も付けるという企画で、歌っていただく
ミコル嬢の持ち曲も、面白そうなカバーもと
気づけば結構盛り沢山な選曲になった
特に
全く7拍子20拍子、息継ぎも考えてないような
変拍子かつ歌に向かないメロディーに
作詞までしてもらって歌い上げていただいた
ミコル嬢にはあきれるほど感謝だ

ブラジルの声と称されるミルトンの
ポンタジアレア
ジャバンの精妙なコード進行の
サムライ
小林亜星のCM曲
夜が来る
ギターヒーロー、ジミヘンの
リトルウィングなど
カバー曲もバラエティがあり楽しかった
次回6/30に
ファンタスティックイが決まっている

2014/4/20笛吹き野郎

先日の四谷でのライブ
一曲アイリッシュのカバーを演る
段々エフェクトの扱いにも慣れてきた
久しぶりにピカピカ奏法をしたら
お客さんには喜んでいただけたようだ

対バンの友人バイオリニストは
フェイスペイントで登場
石を写真に撮るのが趣味で
美的センスがある、うらやましい

PJR/プログレジャズロックQuiは
バンド歴も長く。変拍子、即興から
また変拍子と阿吽(あうん)の呼吸で
アイコンタクトも無しに移ってゆくが
たまにゲストが入り自由な構成にすると
その方は阿形でも吽形でもないので
/ゲスト形である/
どぎまぎさせてしまう、これは
かえってコミュニケーション能力が
低下しているのでは、反省

2014/4/12笛吹き野郎

年末最後の都内ライブは
新しめで綺麗な大久保のジャズ箱で
ジャズロックバンド
男塾なプレイ満載であったが
最後に、聴きにきていただいていた
女性ミュージシャン四人も加わり
奇跡的に華やかなセッション

素敵な余韻にひたりつつ、すぐさま
年末恒例の姫路ライブへと向かう

実はこの姫路ライブ場で
密かに試した技が二つあり
一つは先日いただいた南米の角笛を
ホラ貝のように吹き鳴らし
もう一つは最近売り出し中の
エフェクト奏法にピカピカ奏法を加え
「エフェクトリカルパレード」
と名付けて一人、悦に入っている所だ
一人、悦に入っている

2014/1/5笛吹き野郎

六本木で詩と牡丹鍋のイベント
ロックのリズムを従(したが)えて
時事を即興的に語るアズマ氏
ステージ前にはイノシシ鍋が香る

お客さんに事前に書いてもらった
お題をクジボックスから引き
そのお題で即興コント
そしてロック、そしてコント
昔のスネークマンショーの実演版
のようでもあった
過日
生徒がレッスン当日に歯医者で
麻酔を打たれたとかで
全然音が出ないという
もーしかたがないので
姿勢とか心構えとか、おや結構
色々言う事あるぞと思っていると
麻酔が切れてきたようで最後に10分
頑張って音を出す、色々頑張れ
来週がんふぁりましゅ、との事

2013/12/25笛吹き野郎

梅ヶ丘駅前のわりと密集した地域のイベント。

カフェやらカフェやらライブ場やらで
色々な興行が行われる企画
ちょい隣には馬頭琴持った人や
お向かいにはミッキーカーチスがいたり
わりとよく判らないが
我々はバカラック・ボサを演奏。

バカラックの曲は素敵で複雑、
メリーゴーランドのよう。
パッと聴き耳心地良いが深く触れると
和音進行や変拍子に目が回る。

演奏後、向かいのカフェで
ユルいセッションを演ってたので乱入。
セッションホストのサックスおじさんは
歌物の途中で吹きながら出口まで歩いて行き
受付のお姉さんとちょいと談笑して、
サビ終わりにはオブリ吹きながら帰ってきた。
俺も自由は好きだ。
Waveやりませんかと言われ、それならと
気を使わぬアドリブで大波くらわせた。

2013/10/2笛吹き野郎

八戸のホールでの演奏は天文学との
コラボレーションであった。
客席最前列あたりから舞台天井に
半透明の写幕を張り星々を映しながら
天文学者が解説
舞台奥にスポットが当たると演奏者が
土星の輪の上に透けて見えるという
素敵すぎるシュチュエーション
宇宙バックのジスモンチの演奏は格別

月面をバックに月光を弾いた紳士は
主催者タク氏のお父様だそうで
梗塞で倒れられたあと、リハビリに
ピアノを取り入れ、今回奇しくも
お披露目の感動的な舞台となった。

ほぼ一年ぶりの八戸公演だったが
去年も聴いていただいたお客さんもいて
感慨深くとても嬉しい

2013/9/14笛吹き野郎

映画「風切羽」音楽担当、洞澤氏と
上映後のスクリーンをバックに
テーマ曲を演奏、家督や役者さんが
挨拶するときしか上がれないわけだから
実は貴重な経験だ

四谷でのシンカのライブは
Drチャコ嬢のボーカルの即興も入り
何か新しい事が始まった感じだ

ロック詩人東氏と二年ぶり
彗星のごとく何年かごとに共演する
ずっと気になり合う存在で
あり続けられたらと思う

六本木でのジャズロック
ライブレコーディングだったが
理想的とは言えない音環境の中
やり直し無しのれ録音なんて
考えてみると一番過酷だ
初披露5曲のカバー特集
今年中には世に出るらしい

2013/7/4笛吹き野郎

カブサッキとのデュオの話をいただいた時

アルゼンチン音響派も知らないし
タンゴな人でも無いらしく
これはまた海に漕ぎださねばと思った。
比喩である、
初めてのジャンルと演る時は
いつもこう感じるのだ。

実際に手を合わせてみると
彼の暖かく誠実な人柄に裏打ちされた、
ギターの音色、フレーズ、ノイズの入れ様
そのセンスひとつひとつに魅了された。

アル音響は抽象的なカテゴリだが、私は
密かに彼の音楽と近代ラテンアメリカ文学
との関連を推測した。
それはどこか懐かしい風景の中で不条理を
つきつけられ答えも無く終わり、
鑑賞する者は、心の中で無限に
答えを想像してゆく、そんな共通の魅力を
彼の懐の深い音楽に感じた。
ありがとう、また会おうカブサッキ!

2013/6/16笛吹き野郎

タップダンスとフルートとのデュオライブ
何を隠そう、実はタップが大好きなのだ
古いミュージカル映画でのアステア、
ジーン・ケリー等は私のアイドルなのだ
ビデオをコマ送りにしステップを
素人ながら真似るのが楽しかった

ダンスはどんな国にも特色あるものがあり
アイリッシュ、カントリー、スパニッシュ
等、足技に特徴ある物も多い
タンゴ、ジャズ、エスニック津軽民謡まで
世界の音楽をタップダンサー米沢氏に
ぶつけ、強制的に世界を渡ってもらい
もちろん各自のソロもたっぷり、と
濃いいものとなった

笛のバックでこんなステップは、と
未熟ながらプロの前で踏んでみたり
振り返ると赤面だが
新しいジャンルとの共演はいつでも
チャレンジングで刺激的だ

2013/6/1笛吹き野郎

  即興の風景(戦奏の曲面編)

新兵には解らない
何故あれほど強く踏み込めるのか
右の爆発を左の爆風でしのげるのか
目が眩(くら)まないのか

戦曲は地雷の埋まった泥地(プログ)
ここは戦場、誰もが無事にミッションを
終われるようにと祈る
ミスすれば我が身に傷を負うのだ

Gはディレイにチョーキングをかけ全てを
燃やし尽くす勢い
Dは近づく物はみな叩き落とすつもりだ
淡々と弾を込め続けるBは
その澱(よど)みない指の運びが返って
偏執的な執念深さを感じさせる
A・B・サビ地点を通過しfinまで侵攻
平常心と日常を犠牲に
静寂と轟音を弄(もてあそ)ぶ戦奏

2013/4/26笛吹き野郎

BandaPororoca 2days
独自の路線でブラジルを解釈するPf.Vo.須藤かよと
中南米音楽の権威、Par.ケペル木村氏、
The才女、Vl.五十嵐マヌエラ、そして協力にサポートする笛吹きによる
エルメート、ジスモンチ+須藤オリジナルを演るバンド。

一日目第一部はブラジル北東部ノルデスチ・ドキュメント映画視聴。
ケペル氏の圧倒的な見識に基づく解説に、サンバ、フォホー、フレボなど
ブラジルのリズムの原初を垣間聞いた。

続く第二部のライブは
日本の北東部青森をテーマにした和風なオリジナル「津軽」、
ジャパンの原初、越天楽にノルデスチのリズムを乗っけたあと
ブラジルの近代ビラロボスの「カイピラの汽車」をメドレー。

エルメートの7拍子曲「ミストラーダ」
ジスモンチの超速曲「カラテ」と難曲「フレボ」など
コアなブラジルも満載でショーロ「Lembrei do Ceara(セアラの思い出)」
も難曲。しかし終わってからの懇親会もあり
まったく濃ゆいブラジル談義を満喫。
目眩(めまい)がする程の充実だった。

2013/4/6笛吹き野郎

ゾディアックという
ブラジル+青森ラブな
ユニットとセッション
去年呼んでいただいた
青森のイベントを仕切っていて
東京に来た時は是非共演しようという
話が実現したのだ
ウン・ドィスとポル語カウントで始める
三社祭や八幡馬という歌そしてMCは
彼らの人柄のように暖かい

彼らは震災、原発の問題についても
行動していて
東京より切実にとらえている
青森と比べた東京の華やかさは
彼らにはうら寂しく
見えるのではないか
私も東京はいまだ明るすぎると思う

2013/2/3笛吹き野郎


アベレージ30という四人のライブ
包容力と巧さのドラム
若く柔軟で地力のあるタップ
体を操(く)るという表現を感じる舞踏
多様性と推進力の笛吹き
暗闇に懐中電灯で浮かび上がる顎ダンス
ウェイブ(電気)ドラムとタップ
今回、エラい人の証「懐中時計」
を持った人がメンバーに、
デュオでやれ、やめろ、とか
命令できるシステムを導入

ボレロを、かのジョルジュドンの
手の動きから発展するの逆で
倒立して足さばきからやってくれだの
AKB、泳げ鯛焼君、ぱいのぱい、通りゃんせ
/平成・昭和・大正・明治以前の流行歌/
のメロディーを入れ込む、など
アイディアを色々出し合った
踊・タップ(20代)太鼓・笛(40代)の
平均すればアベレージ30という話
2013/2/3笛吹き野郎


B.M.Q.=Blauer Mond Quartett
ブルームーン四人組というバンド名で
お子様も可なライブを企画、
蓋を開けてみると20人近くの
お子様が自由にハシャギ回る
ハッピーな無法地帯に
譜面台をかじられたり
MCマイクを引っこ抜かれたり
魂心のアレンジのサイレントナイトも
サイレントに聴かれる事はまったく無く
かといって日和(ひよ)った選曲もせず
大河ドラマで使われ有名になった
ELPのタルカスを、さらにジングルベルの
メロディーをのせて演奏、お子達は
まあノリが良ければ悪い気はしないらしい
さらにビリーテイラーの
自由でいられればどんなにかいいだろう
という内容の曲を
フルートマンビートボックス込みで演奏
私も自由な芸風ではあるが
子供にはかなわないなぁ
2012/12/17笛吹き野郎

  Go to Cafe
綺麗に配置された店内
珈琲もスジ煮込みカレーも美味しく
素晴らしく特別なオーディオシステムで
品の良いジャズが流れているが
またもや我々以外にはお客がいないのだ

優れた音楽家である事と仕事が出来る事
は別の事、と言われたのを思いだし
複雑、複雑

で、楽譜の打ち合わせに来たので
特別システム、品良い演奏を無視し
メンバーと
楽譜を付き合わせ別の音楽の話
可哀想なビリーホリデイ

食後のブラジル珈琲の
色に違(たが)わぬ真黒い味と、
デザートのオレンジは意外に合う
美味い、けれども珈琲もオレンジも
残り半分は砂糖まみれにするのが私の好み
そういう事なのだ
2012/7/31笛吹き野郎


--BGM--



These Foolish Things (Billie Holiday)

http://www.youtube.com/watch?v=qO0Bn_H4C3M&sns=em