「BABA Marta Celebration 2019」
    Arte Nitsa Live at artica7  

 1.Dajchovo oro
 2.Trakijska racenica
 3.Stupil Dobri
 4.To zeimbekiko tis Evdokias
 5.Woman from Smyrna
 6.Krivo Sadovsko oro
 7.Bucimis
 8.Chuperlika
 9.Majstore Majstore
 10.Sedi Donka
 11.Dojdi, Dojdi, libe le
 12.Lamma bada yata Thanna
 13.Sandansko horo
 14.Rampi Rampi
 15.Jove male mome
 16.Rumelaj
 17.Sa sa
1.ダイチョボ・オロ:セベル(Sever)地方など、ブルガリア北部によく見られるダンス。
 2+2+2+3の9拍子で、早いパッセージとダンスは手振りに特徴がある。7拍目と9拍目に
 アクセントがある点で、トルコのカルシラマとは相違している。9/16拍子。
2.トラキスカ ラツェニッツァ:トラキア(ブルガリア、ギリシャ、トルコに
 またがる)地域の舞曲。ラドカという女性が擬人化された夕闇と会話する内容。7/16拍子。
3.ストゥピルドブリ:ブルガリアの歌物の舞曲。4/4拍子。
4.エヴドキアのゼイベキコ:ゼイベキコは、17世紀後半から20世紀初頭にかけて
 オスマン帝国のエーゲ海地域に住む民兵Zeybeks(ゼイベクス)に由来し、元々は
 武装した2人が対面する踊りであったが、男性ソロの即興ダンスへと発展した。9/4拍子。
5. スミルナから来た女。Smyrnaは現在のトルコのイズミル(Izmir)であるが、
 かつてはアナトリアのエーゲ海沿岸の中心的なギリシャ古代都市であった。
 ヘロドトスによると、紀元前1000年ころにアイオリス人によって建設されたが、
 10世紀頃にセルジューク朝に占領された。楽曲についての詳細は不明である。7/4拍子。
6.クリヴォサドヴスコオロ:トラキア地域の音楽。Krivoとは「曲がった」の意味。13/16拍子。
7.ブチミシュ:ブルガリアの西トラキア地方の舞曲。ラインダンスで踊られる。15/16拍子。
8. チュペルリカ/キュペルリカ:マケドニアのチョチェクの一種。
 チョチェクはオスマン帝国の軍楽隊が起源の音楽であるが、バルカンの様々な地域へ
 拡がり、地域ごとに特徴を持つようになるが、後には主としてジプシー(ロマ)に
 よって受け継がれる音楽となり、村の結婚式やパーティで演奏されていた。3+2+2の7/8拍子。 
9.マイストレ、マイストレ:マケドニア〜ブルガリア北部の地域のチョチェク。
 工房のマスター(主人)に恋をした女の歌。4/4拍子。
10.セディ ドンカ:ドンカさんが座っているの意。(sedi:座る)ブルガリアの舞曲。
 一小節が非常に長いが、7+7+11と捉える事もできる。25/16拍子。
11.ドルディ、ドルディ、リベレ:ブルガリアの舞曲。曲名は「さあ、いらっしゃい」。2/4拍子。
12.ランマ・バダ・ヤタ・サンナ:トルコの古典曲。「彼女が踊り始めたとき」の意。
 美しい踊り子に心を奪われる、という内容。10/8拍子のサマーイのリズム。 
13.サンダンスコ ホロ:ブルガリア〜マケドニア地域の舞曲。
 Sandanskiは現在のブルガリア南西部の街。22/16拍子。
14.ランピ、ランピ:ベリーダンスで有名な歌物の舞曲。歌詞の内容は様々なバージョンが。
 存在する。カルシラマと呼ばれる典型的な9/8拍子。 
15.ヨベ マレ モメ:ブルガリア西部の町ゴデヂの踊り。Jova(ヨヴァ)に一緒に踊りに
 行こうと誘うがフラれてしまう。18/16拍子。
16.ルメライ:マケドニアのロマの踊り。女性のラインダンス。トルコのJeni jolとほぼ同じダンスと
 言われており、Rumerajはトルコの地名。Jeni jolはトルコ語で「新しい道」の意。2/4拍子。
17.ササ:セルビア〜マケドニア地域でよく見られるチョチェクダンス。
 Sa saもしくはSaとも呼ばれる。言葉は「小さなラクダ」の意。2/4拍子。

Arte Nitsa(アルテ ニッツァ)
吉田一夫(Flute)
音羽マキ(Vo. Accordion, Bulgarian Tambura)
神保洋平(Per.Dr.)